東北地方太平洋沖地震では日本中が未曾有の危機に直面してる状況です。
先週までの穏やかな状況が一変し、日本中が東北地方の安否や経済に注目しています。
株価は下がり続け、マクロ経済も大打撃を受けています。
大阪は元々経済基盤が沈下し、よく東京市場と比べられていました。今でもそうです。決して経済的によい状況下にはありません。
しかし、疲弊してばかりいられない、大阪に留まり仲間を見つけ、知恵と技術を出し合い、復活を信じて行動してきた力強いコミュニティーが存在しています。
東北地方、関東方面、東海、北陸地方でも今回の地震では甚大な被害がでており、復興を後方支援する経済活動も停滞気味になっている状況です。
だからこそ今、被害が小さく食い止められた大阪をはじめ、西日本エリアに本拠を構える、人と企業、行政が一眼となって底力を発揮し、経済的な支援を強化しましょう。
今、どんな小さな経済をも止めてはいけない。
私は20代で阪神大震災を経験しました。その時はミナミのブリティッシュパブ(パブリックハウス)で働いていましたが、震災翌日から店を開けました。客が来なくて店はつぶれかけました。
そんな時、常連の外国人達は翌日から店に集まり、情報交換と募金活動をはじめ、街頭で出来る限りのパフォーマンスを演じていました。おひねりは全額募金に回し、店に来て疲れを癒すためにビールを飲んでくれました。
明日、私が毎回参加している「大阪IT飲み会」も中止することなく開催されます。飲み会とは不謹慎だと思われる方もいるかもしれませんが、名称に飲み会とついていても、その場本来の意味は飲み会中に、「売上を上げるための情報交換」「売上を上げるための人脈作り」「そして飲み会中に売上を上げる」です。あの時のパブリックハウスとしての役割を担ってもいるのです。
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画像は「ふにろぐ」さんからお借りしました
今回もIT飲み会参加者有志は自分たちに出来る事を持ち寄り、通常通りの飲み会に加えて、義援金を集めます。
IT飲み会公式サイト
今回、大阪では電気は通常通り供給され、物資もあり、交通機関の麻痺もありません。出来る事はいくらでもあるのです。
まずは経済を止めないこと、そして更に知恵を絞り、日本復興に貢献できる事をどんな小さなことでもいいから行動に移すことが大切です。
ITを駆使して場所を選ばず出来る業務もあります、提供出来るサービスもあります、情報も配信できます。開発拠点だってあるのです。
今回の地震直前にシリコンバレーに飛び立ったIT飲み会の有志、土屋尚史さん @naofumi83は何か出来ることはないかと、現地で行動を共にする仲間と知恵を絞り、ネットの連絡網を駆使して日本の技術者と連絡を取り、海外の人に向けて募金を募るサイトを立ち上げました。
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土屋さんのブログ「シリコンバレーにいて僕らにできること」
それを知った世界的にも有名な写真投稿家の@iraharaさんはインスタグラムを使ってpray for japanのメッセージと共に土屋さんの募金サイト情報を拡散しました。
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インスタグラムで世界初の1000いいね!を獲得した@iraharaの投稿写真
インスタグラムで1万人以上のフォロアー、世界初の1000ライクを獲得した写真投稿家@iraharaさんを紹介したブログ
子どもの成長記録を家族で共有する「ベビログ」の板羽さんはiPhoneアプリ「ベビログ2011」の販売利益を日本赤十字社に寄付すると表明されています。
ベビログ「東北地方太平洋沖地震について」
ECSでも何か出来る事はないかと、業務の合間に考え、まず今すぐに出来ることを考えました。そこでお役立ち情報の共有サービス(無料で利用できます)トリビアー内での情報アーカイブとして、投稿カテゴリ「生活」>「地震」に阪神大震災での教訓や、今回の地震情報などを投稿しています。
このトリビアーに皆さんの知恵と情報をぜひ投稿してください。
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ツイッターと連携した情報共有サービス。地震情報は【生活】>【地震】に投稿して下さい。
今後もECSは通常業務を強化し、その上で出来る事があれば全力で取り組みたいと思います。